これまで、400基を超える古墳があったと言われる古墳のまち・善通寺市。
その中でも特に見ごたえ満点の3基『王墓山古墳』、『宮が尾古墳』、『野田院古墳』で、国指定史跡を公開!
普段は公開されていない石室内部を見学できたり、文化財保護協会の方々による古墳の解説を聴講いただけます。
また、『善通寺市立郷土館』では、国指定重要文化財「割竹形石棺」が特別公開されます。
古墳を巡った後に郷土館を訪れると良いことがあるかも…?!
古の浪漫溢れる善通寺市へ、ぜひお越しください♪
【古墳の日】
日時:2024年4月29日(月・祝)8:30~15:00
会場:王墓山古墳・宮が尾古墳・野田院古墳・ZENキューブ
問合せ:善通寺市 生涯学習課
☎0877-63-6328
※イベント当日のお問合せは(市役所守衛室/☎0877-62-2121)
みどころ
王墓山古墳(おうはかやまこふん)
善通寺市の南西部に位置し、“王家の谷”とも呼ばれる有岡古墳群でひときわ存在感を放つ6世紀前半の古墳。
銀象嵌を施した鉄刀や金銅製冠帽が出土しており、大和政権に繋がる有力な豪族が眠っていると考えられています。
古墳の日には石室の内部に入ってご見学いただけます。
詳細:https://www.kukainavi.com/spot/watch/entry-498.html
住所:香川県善通寺市善通寺町1785-1
宮が尾古墳(みやがおこふん)
全長約9mの横穴式石室を持つ7世紀初頭の古墳。
玄室の奥の壁面には人物群や馬に乗る人物、船団などの線刻画が刻まれています。このような装飾古墳は全国でも珍しく、四国では香川県でしか確認されていません。
古墳の日には石室の内部に入ってご見学いただけます。
詳細:https://www.kukainavi.com/spot/watch/entry-500.html
住所:香川県善通寺市善通寺町3214-45
野田院古墳(のたのいんこふん)
善通寺市の南端にそびえる大麻山の中腹、標高約400mにある前方後円墳。
後円部は石を積んで作った積石塚で、古墳時代前期に積石塚が造られたのは香川県を中心とする一部地域のみ。
年に一度、古墳の日にだけ古墳上部に登ることができ、積石塚を間近でご見学いただけます。
詳細:https://www.kukainavi.com/spot/watch/entry-499.html
住所:香川県善通寺市善通寺町2830-196(大麻山)
※地図アプリやナビなどで検索すると、県道24号善通寺大野原線(西側)からアクセスするルートが示される場合がありますが、こちらは普通車でも通行が困難な酷道です。
ご来訪の際は必ず県道47号線岡田善通寺線(北側)からアクセスしてください。
磨臼山古墳 割竹型石棺(すりうすやまこふん わりたけがたせっかん)
竹を縦に割ったように身と蓋の2つに分かれる円筒形の石棺。
被葬者の頭部位置に石枕が造られており、両耳の位置に勾玉の耳飾りが浮き彫りにされています。
古墳時代の加工技術の高さをうかがい知れるこの石棺は、国の重要文化財に指定されています。
住所:香川県善通寺市文京町2-1-4(ZENキューブ 1階)