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例年より遅い開花となりましたが、総本山善通寺境内の涅槃桜(ねはんざくら)が見ごろとなっています。
涅槃桜とは
涅槃桜は独特の甘い香りを漂わせて咲くのが特徴で、眺めていると桜の花に包まれたような気分になります。
ソメイヨシノより早く3月初旬につぼみが膨らみはじめ、お釈迦様が入滅した涅槃会(3月上旬・旧歴2月15日)の頃に満開になることから、「涅槃桜」と呼ばれています。
この桜の品種名はミョウショウジザクラ。昭和48(1978)年の弘法大師空海御生誕1200年を記念して、桜の発見地である新居浜市の明正寺から贈られた貴重なものです。
総本山善通寺に春を告げる花として、毎年開花が待ち望まれています。
問合せ先
総本山善通寺
☎0877−62−0111
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