看板メニュー「釜あげうどん」
外はトロッと、内にはコシを感じる絶妙な茹で加減の麺に、甘辛いつけ出汁がよく絡む「釜あげうどん」。伊吹イリコ・鰹・昆布のハーモニーを楽しめるつけ出汁は、徳利の栓を抜いた瞬間に堪らない香りが立ち込めます。最後は蕎麦湯のようにゆで汁で割って飲むのが通な楽しみ方なのだとか。
程よいコシを感じるふわふわの麺に、濃厚な出汁が絡む「釜あげうどん」を求めて、全国から多くの方が訪れる人気店。
うどんを湯掻く際にタイマーを使わず、長年の感覚を頼りに状態をチェックして釜からあげるのが『香の香』流。一番美味しいタイミングでの提供へのこだわりが光ります。香り高く、甘みとコクを感じるつけ出汁は、徳利に入れて湯煎。味の角が取れて、まろやかさが増す秘訣なのだそう。細部にまでこだわりとプライドが宿るうどんは、お土産として持ち帰りもできるので、ご自宅でも名店の味を楽しめます。
『香の香』は、連休には店の周囲に長蛇の列ができる人気店。厨房では大きな釜にはられたたっぷりのお湯の中で、絶え間なくうどんが踊ります。「長年使い込んだ道具が“お馴染みの味”を作ってくれるんです。」と女将。人と道具を大切にする思いやりが、優しいうどんを作ります。美味しさだけでなく、きびきびとした気持ちの良い接客もファンを惹きつけてやまないポイントです。
長田in香の香
善通寺市に訪れたなら並んででも食べたい
“釜あげうどん”の人気店『長田in香の香』