どこか懐かしい空気が漂う善通寺市観光交流センターは、市民や観光客の交流の拠点として平成23(2011)年に整備されました。昭和初期の建築様式が残る元料亭『旧すし傳』の店舗を保存利活用したもので、建物は善通寺市指定文化財となっています。各室の床や欄間、縁側各所の手すりなどは意匠が凝らされ、2階の「四季の間」からは総本山善通寺の五重塔を間近に望むことができます。
観光案内所として観光情報を提供しているほか、大広間や和室を貸し出し、各種イベントの会場にもなります。また、建物の一画には、気軽に立ち寄れる「供待の湯(ともまちのゆ)」(足湯)があります。この足湯のある場所は、料亭に来た客の供人(従者)のための控え場所兼休憩場所で、「供待」と呼ばれる空間です。
市民から観光客まで誰でも気軽に立ち寄れる善通寺市の観光拠点です。
施設概要
木造2階建(総面積419.75㎡)
1階:桐の間、葵の間(各6畳)、エントランスホール
2階:大広間(36畳)、四季の間(6畳)
供待の湯(足湯)